お祭りプロジェクトは、チームで商品を企画・制作し、実際のお祭りで出店する「起業体験プログラム」です。 売上目標の達成を目指しながら、ビジネスの基礎とチームワークを実践的に学びます。
仲間と協力して「お店」を作り上げ、お客様に喜んでもらう経験を通じて、 数字の管理・計画の立案・役割分担といったスキルだけでなく、 社会の中で生きていくための実感を伴った学びを育みます。
お祭りプロジェクトは、事業づくりの全体像を段階的に体験できるよう、「入門フェーズ」「事業化フェーズ」「株主総会フェーズ」の3つで構成されています。
入門フェーズ
所要期間：約1ヶ月
「事業を作るための基礎知識」
オンラインでの講座とアクティビティを通して、事業の全体像と基本的な考え方を学ぶフェーズです。
事業とは何か、どのような要素から成り立ち、どのような流れで形になっていくのか。後の実践に向けた共通言語と土台をつくります。
事業化フェーズ
所要期間：約3〜4ヶ月
祭り当日の出店をゴールに、事業計画を立て、準備と実行を進める中核フェーズです。
事業のゴールから逆算して、いつ・誰が・何をするのかを自分たちで設計しながら進めていきます。
実際の起業家による投資家向けプレゼンを聞いたり、自分たちで試作や材料の調達を行うなど、日常では得られない経験を多く積めるのが、このフェーズの大きな特徴です。
株主総会フェーズ
所要期間：約1ヶ月
事業を「つくる」だけでなく、「きちんと終わらせる」ことまでを経験する締めくくりのフェーズです。
売上・費用・損益の決算を行い、株主への配当を計算します。
株主総会のスライドを作成し、「決算の承認」「会社の解散」「残余財産の分配」について正式に決議していきます。
事業化の流れを、実際のビジネスと同じプロセスで体験します。
3つのフェーズを通じて、事業の立ち上げから解散までを、一つの流れとして体験します。
お祭りプロジェクトでは、売上や利益といった数字の学びだけでなく、 チームで事業を動かすための「人と向き合う力」を重点的に育てます。
自ら責任を担おうとするリーダーシップと、 リーダーの追い風を作るフォロワーシップは、 どちらか一方ではなく、両方があってこそ力強い推進力を生み出します。
お祭りプロジェクトでは、各々の性格や強みに応じて責任を分担し、 一人ひとりがリーダーにもフォロワーにもなりながら、 チームを動かしていくことを学びます。
「前に出て決めること」だけがリーダーシップではなく、 誰かの挑戦を支えたり、場を整えたりすることも大切な役割であることを、 プロジェクトを通して体感していきます。
参加するメンバーは、学年もバックグラウンドも、 日々の生活サイクルもさまざまです。
そんな多様なメンバーと一緒に、 どうすれば気持ちよく・効果的にコミュニケーションし、 事業を理想の形で実現できるか。 その問いに向き合いながら、協働的な意思決定を実践的に学びます。
例えば過去の例では、 「商品の価格設定と販売方法」について意見が真っ二つに割れ、 経験則や調査データ、事業の目的などに照らし合わせながら、 激論が繰り広げられました。
実際の企業同様、一つひとつの意思決定に、 論理だけでなく感情も交えながら向き合っていくプロセスそのものが、 大きな学びの場になります。
推奨学年
定員
開催形式
頻度・時間
入会金（全プログラム共通）
11,000円
プロジェクト参加費
16,500円
（プロジェクト期間中の月額）
※ その他、プロジェクトにおける資金調達時に出資して頂く場合があります。
※ 出資額は任意です。また、収益に応じて利益の配分額も変動します。
オンラインとオフラインの割合は？
準備期間（約8回）はオンライン、実際の出店日（約4回）はオフラインで開催します。
起業経験がなくても大丈夫？
はい、全く問題ありません。基礎から丁寧に指導しますので、初めての方でも安心してご参加いただけます。
チームはどのように決まりますか？
初回に学年や興味関心を考慮してチーム分けを行います。4〜5名のチームで活動します。
欠席した場合の振替は？
録画視聴での補講が可能です。ただし、出店日の欠席は事前にご相談ください。
チームで協力して目標を達成する経験は、学校では得られない貴重なものでした。子どもの成長を実感しています。
— 保護者 A様
実際にお客様に商品を販売する体験を通じて、お金の大切さや働くことの意味を学べたようです。
— 保護者 B様
